あるところに、三びきの こぶたの きょうだいが いました。
あるひ、おかあさんが こぶたたちに いいました。
「みんなが おおきくなったので、 うちのなかが せまくなってしまいました。
さあ きょうから、じぶんたちの ちからで うちを たてて くらしましょうね。
おおかみに つかまらないように きをつけるのですよ。」
「はあーい!」
三びきの こぶたは げんきよく へんじをして、すみなれた うちを でていきました。
こぶたたちは、ひろい せかいに でられたので、うれしくてなりません。
ちょうど そこに、むぎわらを かついだひとが やってきました。
「おじさん、その むぎわらを わけてくれませんか?
うちを つくりたいんです。」
一ばんめの こぶたが いいました。
「ああ、いいとも。」
おじさんは、こころよく むぎわらを わけてくれました。
一ばんめの こぶたは、 やまの ふもとに むぎわらの うちを たてました。
むぎわらの うちは、あたたかくて いいきもちです。
「へっ! どんなもんだい。
もう おおかみなんか こわいものか!」
一ばんめの こぶたは おおとくいです。
「ぼくらは、もっと じょうぶな うちを つくるよ。
それじゃ さようなら。」
ニばんめと 三ばんめの こぶたが いいました。
ニひきの こぶたが あるいていると、たきぎを せおった ひとに であいました。
「おじさん、その たきぎを わけてくれませんか?
うちを たてたいんです。」
ニばんめの こぶたが たのみました。
「ああ、いいとも。」
おじさんは、こころよく たきぎを わけてくれました。