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ワシントン


ワシントン
(1732−1799)
イギリスの植民地だったアメリカを独立させ、合衆国初代大統領となったアメリカ建国の父。

「ワシントン」読書の手びき

アメリカ合衆国は移民の国です。1756年から1763年にかけて、イギリス植民地とフランス植民地のあいだで行なわれた植民地7年戦争。そして、この戦争に勝ったイギリス植民地の人びとが、植民地解放のために1775年から1781年にかけてイギリス本国と戦った独立戦争。この2つの戦いを経て合衆国の独立が成し遂げられ、1789年にワシントンが初代大統領となりました。2つの戦いに銃をとったワシントンは、まぎれもなく、アメリカ開拓者の1人だったわけです。植民地の1人として、みんなといっしょに汗と血を流して新しい国をきずきました。だからこそ、建国の父とたたえられているのでしょう。ワシントンは、2期で自ら大統領を退きましたが、最後に政治家と国民に対して、国内の党派争いを起こさぬことと、他の国の紛争に巻き込まれないことを強く訴えたということです。少年時代に正しく生きることを教えられたワシントンは、規律正しい国の建設を願ったのです。

文:上村勝彦
絵:永沢樹
編集プロデュース:酒井義夫

 
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