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北ヨーロッパ 1/7

第8巻 北ヨーロッパ

スウェーデン

子どもワールド図書館 第8巻 北ヨーロッパ

スウェーデンは、スカンジナビア半島の東部をしめる王国です。首都のストックホルムは、メーラル湖とバルト海にはさまれ、水と町がひとつにとけあったようなたたずまいをみせています。「北欧のベネチア」とたたえられる優雅な水の都です。
13世紀の中ごろ、バルト海の入り口に、海ぞくの侵入を防ぐためのとりでが築かれました。そのとりでを中心に発展したのがストックホルムです。15世紀以降は国内でも有数の都市となり、いまでは北ヨーロッパを代表する大都市へと成長しました。

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ストックホルムの町は、橋を境にして新市街と旧市街にわかれています。新市街の立体交差橋のむこうにひろがるのは、旧市街の町並みです。古い教会や王宮、しき石のある細い道など、町全体に中世のおもかげをのこしています。
新市街を近代的にいろどるのは、コンサート・ホールやメーラル湖に赤レンガの塔をうつすシティ・ホール、そして、大通りにたち並ぶ高層ビル群などです。コンサート・ホールは、毎年12月10日に国王を迎えてノーベル賞授賞式を行なうことでも有名です。

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ノーベル賞は、物理学、化学、医学、生理学、文学、平和、経済の各部門の、全世界の功労者にあたえられる賞です。日本人では、これまでに湯川秀樹、朝永振一郎、川端康成、江崎玲於奈、佐藤栄作、福井謙一の6氏が受賞しています。

その後、利根川進、大江健三郎、白川英樹、野依良治、小柴昌俊、田中耕一の各氏、計12名が受賞しています。

ダイナマイトを発明したスウェーデンの化学技術者、アルフレッド・ノーベルは、1896年12月10日、「遺産900万ドルを平和と科学につくした人に」といいのこして、息をひきとりました。その遺言にしたがって設立されたのが、ノーベル賞です。

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北ヨーロッパの12月は、夜が長く、日がさす時間はわずかです。だからスウェーデンの人の太陽へのあこがれは強く、光にまつわるお祭りがたいへん盛大です。12月3日は光の祭典ルシア祭りです。シティ・ホールではルシア姫のコンテストが行なわれます。
待ちこがれた夏がやってくると、こんどは夏至祭を祝います。6月21日、人びとは着飾って船遊びをしたり、太陽をたたえて合唱したり、かがり火をたいて踊りあかしたりして、太陽の季節の始まりを喜びあいます。


 
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