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東南アジア(2) 1/7

第15巻 東南アジア(2)

マレーシア

子どもワールド図書館 第15巻 東南アジア(2)

マレーシアは、ゴムとスズの国です。その生産高は世界一をほこっています。空の上からマライ半島をみおろすと、ジャングルをきりひらいてつくられたゴム園がどこまでも続き、山の上まで広がっています。
この国に、ゴムの木が初めてもたらされたのは、およそ100年前です。もともと、ゴムは南アメリカのブラジルで栽培されていたものです。マライ半島の熱帯雨林は、ゴムを育てるのにとても適していたので、栽培する人たちがどんどんふえていきました。

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天然ゴムの採取は、ゴムの木にきずをつけ、樹液を集め、それを生ゴムのかたまりにします。生ゴムは、港から船に積まれて、世界の各国に送られていきます。
大きなゴム園を経営しているのは、たいていイギリス人です。イギリスの支配から独立したいまでも、マレーシア経済のかげの力として、イギリスはこの国に大きなえいきょうを与えています。

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マレーシアは、マライ半島の南部とボルネオ島の北部をあわせた国です。人口の90パーセントが半島に集まっているので、国の中心はマライ半島にあるといえるでしょう。海の銀座マラッカ海峡を抱きかかえる半島西部は、はやくからヨーロッパ諸国の奪い合いのまとにされてきました。マラッカ、クアラ・ルンプル、ペナンなどは、そうした支配の歴史のなかから発展してきた都市です。

クアラルンプールと表示されることが多くなりました。

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首都クアラ・ルンプルは、100年前までは、スズのとれる小さな町でした。ところが、いまは、モスク(回教寺院)が建ちならぶスマートな近代都市です。駅も役所も大学も、みんなモスク風に建てられ、アラビアンナイトの世界にまよいこんだような美しい町です。行きかう人のなかにはマライ人はもちろんのこと、中国人、インド人、ヨーロッパの人のすがたもみられます。いろんな民族が入りまじって複雑な社会を形づくっているのがマレーシアの特徴です。


 
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