
トルコのイスタンブールは、ヨーロッパとアジアをむすぶ都市です。ヨーロッパからきた人びとは、ボスポラス海きょうをまたぐガラタ橋から、夕焼けの地中海にはえるドーム(まるい屋根)を見て、イスラム教の国へきたことを感じます。
ガラタ橋の付近では、食べ物や飲み物を売る人の声が朝早くからひびき、1日じゅう人通りのたえることがありません。

青い地中海からは、たくさんの魚がとれます。港のまわりでは、とりたての魚を売っています。その場で焼いたり揚げたりしてくれるところもあります。通りには、魚専門の大きなレストランもあるほどです。
バザールは、この町にもあります。高いアーケードがうねうねとつづき、下の通路はものめずらしげに歩く人びとでいっぱいです。

首都アンカラは、ビルがたち並ぶ近代都市で、広い通りはきれいな花だんにいろどられています。アタチュルクの像の下をゆく人びとの表情もゆたかです。
アタチュルクは「トルコの父」という意味で、ムスタファ・ケマル大統領をいいます。第1次世界大戦にまけて荒れはてたトルコを、いまのトルコにした人です。また、イスラム教の古い不便なおきてなどを廃止し、大きなトルコ帽や婦人のチャドルもなくして、くらしよくしました。

めずらしい景色があります。ここはやわらかい石灰岩が、長い間、水に浸食されてとんがり帽子のような岩になった、カッパドキアのけい谷です。
そのところどころにある黒い穴は、キリスト教徒のかくれ家のあとで、キリスト教の礼拝堂も残っています。
