
エジプトは、今から5000年以上もまえに生まれた、世界でもっとも古い国のひとつです。人びとはナイル川のほとりで王を中心に、平和なくらしをしていました。いまも、そのころの遺跡がたくさんのこっています。
スフィンクスは、顔が人間、からだがライオンの怪物で、カフラー王をかたどったといわれています。

ピラミッドは、むかしの王の墓で、たくさんの巨大な石をつみあげてつくります。王が生きているうちからつくりはじめるのですが、それでも完成するまでには、何十年もかかりました。

石きり場から、銅のノミや木のクサビを道具に、石が長方形に切りとられます。この石にロープをつけて、木のソリや丸太をつかって引きずり、川ぎしから船につみこみます。船には石の重みでしずまないように、動ぶつの皮でつくったうきぶくろがついていました。

ピラミッドにもいろいろな形があり、古いものは小さく、かいだん型です。スネフル王のくっせつピラミッドは、とちゅうから角度がかわっています。形は時代とともに少しずつかわり、クフ王のピラミッドで最高のできばえにはったつしました。
このころは、人間は死んでもそのたましいは永久に生きると信じられていました。王のたましいが、天へのぼりやすいようにという願いが、ピラミッドの形を生んだともいわれています。
