
オーストラリアは、世界でいちばん小さい大陸です。海にかこまれているため、島大陸ともよばれています。大陸の東部に、大ジバイジング山脈が南北に走っている以外は、単調な平原や高原が、はてしなく広がっています。
南部にあるナラバー平原は、地平線のかなたまで、まったくさえぎるものがありません。平原が終わるグレート・オーストラリア湾の海岸線は、200キロメートルも続く世界最長の断崖になっています。

国の大半は、砂ばくまたは乾そう地帯です。北西部や中央部には、大サンディ砂ばく、ギブソン砂ばく、大ビクトリア砂ばくなどの、大砂ばくが横たわっています。そのため、オーストラリアの都市は、東部と南部の海岸に近い地域にしか、発達していません。
中央部の砂ばくにあるエアーズロックは、高さ400メートル、周囲は10キロメートルもある巨岩です。太陽の光をあびて、さまざまな色に変わる雄大な景色は、すばらしいながめです。付近は国立公園に指定されています。

オーストラリアは、日本の20倍もある広い国です。そのため、飛行機がもっとも重要な交通手段になっています。自動車や鉄道も人びとの生活にはかかせません。ナラバー平原には、東西を結ぶ全長3800キロメートルの大陸横断鉄道が、まっすぐに走っています。
奥地に住む人たちが病気になったり、けがをしたときは大変です。そんなときは、無線で医者と連らくをとります。病気の重いときは、飛行機できてくれるので、こういう医者をフライングドクターとよんでいます。

学校が遠すぎて通えないこどもたちは、家庭と学校をむすぶ無線で、授業をうけます。先生の声が無線から流れ、生徒たちも無線でこたえます。自分の家が教室なのです。
オーストラリアは「ヒツジと小麦の国」といわれています。ヒツジの数は、約1億5000万頭、国の人口のおよそ10倍にもなります。おもに中央低地の大さん井盆地といわれる、乾いた草原に放牧されています。
2004年現在オーストラリアのヒツジの頭数9450万頭、人口は2020万人です。