レディバードブックス100点セット
 

 

3匹の子豚

 昔、3びきのこぶたをもつお母さんぶたがいました。
3ぴびのこぶたがとても大きくなったので、お母さんは彼らに言いました 「おまえたちはもう大きくなったので、もうここに住むことはできません。出ていって、自分たちの力で家を建てなければなりません。でも、おおかみにつかまらないように注意しなさい」

3びきのこぶたは出発しました。「ぼくたち、おおかみにつかまらないように注意しよう」と、彼らは言いました。
まもなく、彼らは麦わらを運んでいる人に会いました。「麦わらを少しくださいませんか」と、一番上のこぶたが頼みました。「ぼくは自分で家を建てたいのです」
「いいですよ」 と、男は言い、一番上のこぶたに麦わらをくれました。

 それで、一番上のこぶたは自分で麦わらの家を建てました。彼はその家がたいへん気に入りました。彼は言いました 「今ではもう、おおかみはぼくをつかまえて食べることはできないだろう」
「ぼくはあなたよりがんじょうな家を建てますよ」 と、二番目のこぶたが言いました。
「ぼくもあなたよりがんじょうな家を建てますよ」 と、三番目のこぶたが言いました。

 二番目のこぶたと三番目のこぶたは、道を進んでいきました。まもなく、彼らは小枝を運んでいる人に会いました。
「小枝を少しくださいませんか」 と、二番目のこぶたが頼みました。「ぼくは自分で家を建てたいのです」
「いいですよ」 と、男は言い、二番日のこぶたに小枝をくれました。

 それで、二番目のこぶたは自分で小枝の家を建てました。それは麦わらの家よりもがんじょうな家でした。
二番目のこぶたは、その家がたいへん気に入りました。彼は言いました 「今ではもう、おおかみはぼくをつかまえて食べることはできないだろう」
「ぼくはあなたよりがんじょうな家を建てますよ」 と、三番目のこぶたは言いました。

 三番目のこぶたは、ひとりで歩き続けました。まもなく、彼はれんがを運んでいる人に会いました。
「れんがを少しわけてくださいませんか」 と、三番目のこぶたは言いました。「ぼくは自分で家を建てたいのです」
「いいですよ」 と、男は言い、三番目のこぶたにれんがをくれました。

 それで、三番目のこぶたは自分でれんがの家を建てました。
彼は家を建てるのに、長い時間かかりました、というのは、それはとてもがんじょうな家でしたから。
三番目のこぶたは、その家がたいへん気に入りました。彼は言いました 「今ではもう、おおかみはぼくをつかまえて食べることはできないだろう」

 次の日、おおかみがやってきました。彼は一番上のこぶたが建てた麦わららの家にやってきました。
一番上のこぶたは、おおかみがやってくるのを見ると、家の中にかけこんでドアを閉めました。
おおかみはドアをノックして言いました 「こぶたさん、こぶたさん、私を中に入れておくれ」

 「いやだよ、いやだよ」 と、こぶたは言いました。「とんとん、とんでもないよ、ぼくはおまえを中には入れないよ」
「それでは私は、ぷっぷっぷっのぷで、おまえの家を吹きとばして入るぞ」
と、おおかみは言いました。
そこでおおかみは、ぷっぷっぷ、ぷっぷっぷと、息を吹きかけました。
麦わらの家は倒れ、おおかみは一番上のこぶたをたいらげてしまいました。

 翌日、おおかみはさらに遠くまで歩いてきました。彼は二番目のこぶたが建てた小枝の家にやってきました。
二番目のこぶたは、おおかみがやってくるのを見ると、家の中にかけこんでドアを閉めました。
おおかみはドアをノックして言いました 「こぶたさん、こぶたさん、私を中に入れておくれ」

 「いやだよ、いやだよ」 と、こぶたは言いました。「とんとん、とんでもないよ、ぼくはおまえを中には入れないよ」
「それでは私は、ぷっぷっぷっのぷで、おまえの家を吹きとはして入るぞ」
と、おおかみは言いました。
そこでおおかみは、ぷっぷっぷ、ぷっぷっぷと、息を吹きかけました。
小枝の家は倒れ、おおかみは二番目のこぶたをたいらげてしまいました。

 翌日、おおかみはさらに遠くまで歩いてきました。彼は三番目のこぶたが建てたれんがの家にやってきました。
三番目のこぶたは、おおかみがやってくるのを見ると、家の中にかけこんでドアを閉めました。
おおかみはドアをノックして言いました 「こぶたさん、こぶたさん、私を入れておくれ」

 「いやだよ、いやだよ」 と、こぶたは言いました。「とんとん、とんでもないよ、ぼくはおまえを中には入れないよ」
「それでは私は、ぷっぷっぷっのぷで、おまえの家を吹きとばして入るぞ」
と、おおかみは言いました。
そこでおおかみは、ぷっぷっぷ、ぷっぷっぷと、息を吹きかけました。
しかし、れんがの家は倒れませんでした。

 おおかみはたいへん怒りましたが、彼は怒っていないふりをしました。
彼は考えました。「これは利口なこぶただ。彼をつかまえたいのなら、彼の友だちであるふりをしなければならない」
そこでおおかみは言いました。「こぶたさん、もしあなたが朝6時に用意ができるなら、農夫のスミスさんの畑に連れていきましょう。食事のためのおいしいかぶがありますよ」

 「いいですよ」 と、こぶたは言いました。しかし三番目のこぶたは利口なこぶたでした。彼は、おおかみがただ彼を食べたがっているだけだということを知っていました。
そこで次の日の朝、三番目のこぶたは朝5時に、農夫のスミスさんの畑に出かけました。彼はかごをかぶでいっぱいにしました。それから、6時にならないうちに家へ急いで帰りました。

 6時におおかみがこぶたのドアをノックしました。「用意ができましたか、こぶたさん」 と、彼は言いました。
「おや、私は農夫のスミスさんの畑へ行ってきたところです」 と、こぶたは言いました。「私はかごいっぱいのかぶをとってきました。今食事用に煮ていますよ」
おおかみはたいへん怒りましたが、彼は怒っていないふりをしました。

 それで、おおかみは言いました 「朝5時に用意ができていれば、農夫のブラウンさんのりんごの木へ連れていきましょう。赤いりんごが摘めますよ」
「いいですよ」 と、こぶたは言いました。
翌朝、こぶたは朝4時に出かけました。彼はりんごの木を見つけました。
彼は木にのぼってりんごを摘みました、すると、おおかみがやってきました。

 こぶたはたいへんびっくりしましたが、びっくりしていないふりをしました。彼は言いました 「これは立派なりんごですね、おおかみさん。ひとつほうってあげましょう」
彼はりんごを1個ほうりなげましたが、それは道の上をごろごろころがっていきました。おおかみはそれを追いかけました。
そのとき、こぶたは木からとびおりました。彼は家までずっと走りとおして、ドアをすばやく閉めました。

 おおかみはたいへん怒りましたが、彼はまだ怒っていないふりをしました。
彼はこぶたの家へ行き、ドアをノックしました。「こぶたさん」 と、彼は言いました 「今日の午後4時に用意ができていれば、あなたを縁日に連れていきましょう。ブランコに乗ったり回転木馬に乗ったりして楽しみましよう」
「いいですよ」 と、こぶたは言いました。

 2時に、こぶたは縁日に出かけました。彼はブランコに乗ったり、回転木馬に乗ったりして、おおいに楽しみました。
それから、彼はバター入れを買いました。それはまるで大きな樽のようでした。
こぶたが帰宅する途中、彼はおおかみが丘をのぼってくるのを見ました。
こぶたはたいへんびっくりして、そこで彼は、バター入れの中にとびこみました。

 バター入れは、丘を下ってどんどんころがりはじめました。それはますます速くころがりました。それは、おおかみを打ちたおしました。
おおかみは、何が彼を打ちたおしたのかわかりませんでした。彼はあんまりびっくりして、できるかぎり速く逃げ去りました。
こぶたは、バター入れからとびだしてそれを家に持ち帰りました。

 つぎの日おおかみが来て、こぶたの家のドアをノックしました。
彼は言いました 「こぶたさん、私はきのう縁日へ行かなかったよ。とてつもなく大きなものが丘をころがりおりてきて、私を打ちたおしたんだ」
「はっはっは」 と、こぶたは言いました。「あれは私ですよ、バター入れの中に入ってたんだ」

 おおかみはこれを聞くと、本当にとてもとてもとても怒りました。
彼は言いました 「こぶたよ、おまえをたいらげてしまうぞ。おまえをつかまえに煙突をおりていくからな」
こぶたはたいへんびっくりしましたが、何も言いませんでした。彼はお湯をわかすために、水のはいった大きななべを火にかけました。

 おおかみは屋根にのぼりました。それから、煙突をおりはじめました。
こぶたは、なべからふたを取り去りました。おおかみは、ばしゃんとなべの中に落ちました。そして、それがおおかみの最期でした。
三番目のこぶたは、彼には利口すぎたのです。


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